Otafuku_Minami-koshigaya

Overview

『博多スタイル』の醤油ベース、『筑豊スタイル』の塩ベースの2種類のもつ鍋が自慢の生もつ専門店。厨房や小上がり席など、一部の区画を既存利用しつつイメージを一新した、業態変更プロジェクトです。十字路に面した曲面のガラス窓が非常に特徴的な店舗でしたので、古材・提灯・のれんを使った造作を等間隔に配置し、大衆的な雰囲気の中に規則性を入れ込むことで、よりお客様の印象に残る空間を目指しました。また、今回の改修に辺り露出させたコンクリート打ちっ放しの躯体、その粗さにマッチした亜鉛鉄板で特注製作した吊り型照明にも規則性を持たせてシンメトリーに配置しました。一方で仮設照明用の電球カバーを取り付けたペンダント照明は不規則にアシンメトリーに配置。この2種類の照明レイアウトの対比が大衆酒場としてのノリを生み出しています。小上がり席手前の下がり壁には、間口いっぱいにレトロなダークブルーのタイルを配し、端から端まで間接照明で演出することで空間を引き締める役割を担っています。

Information

埼玉県越谷市南越谷1-20-1 吉沢第二ビル1F
2021 December

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